[SECメルマガ] 2013.7.30 第85号:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

[SECメルマガ] 2013.7.30 第85号
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┏ SECメルマガ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ☆ 第85号 2013.7.30 ☆ ┃
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 二十四節気の一つで一年で最も暑いといわれている「大暑」が過ぎましたが、関?br />地方では、もどり梅雨のような陽気が続き、全国的には、不安定な天気が続いている
ようです。体調などを崩さないよう、お過ごしください。

>>目次
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◎◎1 <コラム>
1. 『投票に行って思うこと』
2. 『ITサービスの「分かる化」
~ IT利活用で求められる、消費者への分かり易い説明 ~』
◎◇2 セミナーのお知らせ
1. 形式手法入門―エンジニア向け二日コース????????????? 8/13-14
2. PPMA共催「EPM-X」セミナー ????????????????????8/28
3.「共通フレーム2013」ご紹介セミナー ?????????????????9/ 6

◇◎3:直近のソフトウェア高信頼化関連イベント情報
1. ソフトウェアプロダクトライン国際会議 (SPLC2013) 参加募集 ????8/26-30
2. FD(Faculty Development)キャンプ2013 ?????????????8/30-31
3. Asia-Pacific Council on Systems Engineering Conference2013???9/8-9/11
  (APCOSEC2013)
4. ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2013(SES2013) ??????9/9-11
5. ソフトウェア品佶伐螗荪弗Ε?013(SQiP2013) ??????????9/11-13

◇◇4:<SECからのお知らせ>
1. SPLC2013(17th Software Product Line Conference2013)出展????8/26-30
2. APCOSEC2013出展 ????????????????????????9/8-9/11
3. CEATEC2013カンファレンスでの講演????????????????? 10/ 2
4. 報告書?成果物公開のお知らせ
5. SEC BOOKS販売のお知らせ
6. SEC journal 論文募集のお知らせ
7. SECセミナー動画公開のお知らせ
8. Twitterによる「新着情報配信」のお知らせ

◎◎◎5:<IPAからのお知らせ>
◇1. IPA情報処理技術者試験センターから iパス(ITパスポート試験)のご案内
◇2. IPAセキュリティセンターからのお知らせ
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 このSECメルマガでは、独立行政法人 情報処理推進機構 技術本部 ソフトウェア高
信頼化センターは、IPA/SECと表記します。
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◎◎コラム 1 ————————————————————–
  『投票に行って思うこと』
                            SEC 所長 松本 隆明

7月21日に参議院議員選挙が実施されました。筆者も国民の権利を行使すべく、投
票に行ってきました。結果は前評判通り自民党の圧勝となり、「ねじれ」も解消され
てアベノミクスによる経済成長戦略がますます加速され、産業界が活性化されていく
ことが期待されます。その一方で、投票に行って常々思うのですが、これだけ技術が
進歩し、ITの活用によって我々の社会生活が便利になっているにもかかわらず、シス
テムとしての投票のやり方は何十年前と全く変わっていないということに疑問を感じ
ざるを得ません。

もちろん住民情報の電子化等により目に見えないところでの効率化は進んでいます
が、システムの利用者である我々が行うべき行為は何ら変わっていません。近くの投
票所に出向いて、紙の投票用紙に鉛筆で記入して投票箱に入れるというアナログ的な
やり方です。筆者の場合は、投票所は歩いて数分の近くの小学校なのでそれほど大変
ではないですが、地域によってはかなり離れた投票所に出向かなければならない場合
もあります。これからの高齢化社会を考えると決して利便性の高いシステムとは言え
ません。

今回の選挙の投票率は52.6%と過去3番目の低さとなっています。もちろん、争点
が不明確、野党の低迷などにより盛り上がりに欠けたという理由が最も大きいとは思
いますが、システムとしての投票の利便性の低さによる部分もかなりあるのではない
かと筆者は思います。また、人手による作業がほとんどのため、依然として投票所で
の投票用紙の渡し間違いや集計時の間違いなどが起こっています。ITにより、いつで
も、どこでも、だれでも安心して信頼性の高いサービスが受けられるようになりつつ
ある現代において、投票システムのIT化がなかなか図れないのはなぜなのでしょうか。
IT化への取組みという意味では、今回初めてインターネットによる選挙活動が解禁と
なりましたが、マスコミの報告によるとまだその活用状況は低いとのことです。ネッ
トでの炎上を恐れて候補者側も当たり障りのない情報しか発信していないということ
もあるようです。

本人確認をどこまで厳密にやるかという問題はありますが、インターネット上で匿
名性を保証して、なおかつ多重投票ができないようにするという意味では技術的に実
用可能なレベルに達しています。実際、学会の役員選挙などはインターネットから投
票することができます。衆目のない環境で投票を行うと、例えば誰かに脅されて投票
させられるようなことが防げないといった議論もあるようですが、センサーを活用し
たCPS(Cyber Physical Systems)の技術が進歩すれば、プライバシーの問題はある
にせよ、周りに誰もいない環境であることを確認することなどもできるようになるの
ではないかと思います。

人手でやる仕事では、間違いのない安全で信頼できるものにはならないはずです。
ITシステムにより、安全かつ高信頼にすることで、何十年も変わらない身近な社会活
動をもっと便利にしていきたいものです。

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◎◎コラム 2 —————————————————————
  『ITサービスの「分かる化」
~ IT利活用で求められる、消費者への分かり易い説明 ~』
     IPA/SECシステムグループリーダー 山下 博之

世界経済フォーラムの「The Global Information Technology Report 2013」に掲
載されたIT競争力世界ランキングにおいて、総合で日本は144カ国中21位です。この
内訳のうち、個人、事業、政府のIT利活用の観点では、それぞれ、13位、2位、27位
です。わが国では、今やITが国民生活や社会経済活動に深く浸透したと言われていま
すが、これらの値を見る限り、強い競争力を発揮するために日本でITが十分に活用さ
れているとは言い難い状況です。この評価に関連する、最近の事例とデータをいくつ
か紹介します。

?報道によれば、ある鉄道会社がICカード乗車券の乗降履歴データ(もちろん、匿名
 化済みであるが)を利用者への説明なしに販売し、購入した企業が、その「ビッグ
 データ」の分析結果をマーケティング用途に販売する予定である。

?「平成25年版 情報通信白書」によれば、サービス提供事業者(企業)からサービ
ス向上等を理由に、パーソナルデータの利用許可を求められた場合、日本人は、閲
 覧、収集?蓄積、公開、分析、売買等、いずれの利用方法においても、他の5カ国
 (米、英、仏、韓、星)と比較すると“抵抗を感じる”という回答の割合が高いと
 いう調査結果が得られた。

 国民生活の?利便性の向上や産業競争力向上のためにITを積極的に活用すること
に、多くの人たちは異論がないと思います。しかし、ITサービスを実現するソフトウ
ェアは目に見えないことから、不安感を覚える人が多いのも事実です。それ故にこそ、
ITサービスの提供者には、その仕組み、安全で信頼できる理由、及び想定されるリス
ク等について、分かり易く丁寧な説明が求められるのです。場合によっては、ITサー
ビス利用の有無や程度についての選択肢とそれらの得失を正確に示すことも必要とな
ります。とりわけ日本では、その国民性から、消費者への説明が一層重要です。

 自動車は事故により人命を損なうこともある乗り物ですが、ほとんどの人は「自動
車をなくせ」とは言いません。安全性向上のための対策?教育や法規の整備を求めま
す。これは、自動車が目に見えると同時に、私たちはそのリスクを理解できるからで
す。目に見えないITサービスについては、自動車と同程度の理解を得られるために、
説明での一層の工夫と努力が必要となります。このことを私は「分かる化」と称して
います。十分な理解が得られてはじめて、リスクを減らす対策の議論等、次のステッ
プに移ることができます。

 ITサービスの「分かる化」に関して、IPA等の公的機関への期待があります。公的
機関がITサービス事業者から各種情報の提供を受け、第三者として説明することも、
あるいは有効かもしれません。また、技術者として、私たち自身も家族や友人等、ま
ず身近な人たちに説明することも重要でしょう。

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◎◇2 セミナーのお知らせ
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1.形式手法入門―エンジニア向け二日コース ????????????? 8/13-14
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ソフトウェア開発エンジニア向けの二日間コースです。一日目に形式手法概略、開
発現場における課題の形式手法の有用性と形式手法導入のポイントの説明を行います。
二日目は、モデル化の手順の概要を説明します。VDMを用いたモデル化の手順、適用
事例の学習、モデル化の課題演習を通して、実際にご自分の現場へ形式手法を適用す
るイメージを掴んでいただけます。

?主催:IPA/SEC
?日時:【第1日目】8月13日(火)10:00~17:00
【第2日目】8月14日(水) 9:30~17:00
?会場:IPA 13階 会議室
?定員:80名(定員に達し次第、締め切ります)
?参加費:2,000円/一日(税込)※会場受付時に現金でお支払いをお願い致します。
?プログラム詳細の確認とお申し込み方法は、下記Webサイトをご覧ください。
http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130813-14/
 参加申込みは、一日毎にお願いします。(一日のみの参加も可能)
?第1日目参加申込み締め切り日時:2013年8月12日(水) 17時00分
?第2日目参加申込み締め切り日時:2013年8月13日(木) 17時00分
?配付物:形式手法入門教材製本版、「対象を如何にモデル化するか?」製本版

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2. PPMA共催「EPM-X」セミナー ????????????????????8/28
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昨今、ソフトウェア開発の短納期化?低コスト化はさらに進んできています。
 そのため、ソフトウェアの品伽未_保や、納期の遵守のためには、検出不具合数や
工数の進捗具合などプロジェクト進行過程において測定する定量的なデータを用いて
品伽溥M捗の状況を適切に把握することで、リスクを可視化し、問題を早期に発見す
る定量的プロジェクト管理が求められています。

IPA/SECでは、主にプロジェクト?マネージャを対象に、ソフトウェア開発プロジェ
クトのメトリクス管理を支援する「定量的プロジェクト管理ツールEPM-X」を公開し
ています。このセミナーでは、このツールの活用目的から、実践的活用事例までをご
説明致します。是非、ご参加下さい。
http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130828/
?主催:一般社団法人実践的プロジェクトマネジメント推進協会(PPMA)
?共催:IPA
?開催日時:2013年8月28日(水) 10:00~12:00 (受付開始9:30)
?会場:独立行政法人情報処理推進機構 13階会議室
http://www.ipa.go.jp/about/ipajoho/location/
?参加推奨対象:
 -プロジェクトマネジメントに課題?興味をもっている方
 -定量的プロジェクト管理ツール(EPM-X)の導入を検討中の方
?参加費: 無料(ただし、事前登録が必要)
?参加申込み方法:下記Webサイトよりお願いします。
http://www.ppma.jp/
?プログラム概要
 10:00~11:00 EPM-Xの現状と展望
 11:10~12:10 プロジェクトにおけるEPM-Xの具体的活用
,HP2-K39?お問い合わせ:このセミナーに関するお問合せは、下記へお願いします,642-832J
  PPMAホームページ( www.ppma.jp )の「お問合せ」からメールに受け付けます。
 ※お問い合わせの際は、「第四回EPM-Xセミナーの件」と記入してください。

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3.「共通フレーム2013」ご紹介セミナー??????????????????9/ 6
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共通フレームは、ソフトウェア、システム、サービスへの従事者が、言葉の意味
(範囲)の解釈の違いによるトラブルを予防する(誤解を招かぬようにする)ため
“同じ言葉を話す”ことができるよう共通の枠組みを提供し、システムおよびソフト
ウェアの構想から開発、運用、保守、廃棄にいたるまでのライフサイクル を通して
必要な作業内容、役割等を包括的に規定したものです。今回、2008年に国際規格
(ISO/IEC)、2012年に日本工業規格(JIS)が改訂され、共通フレームもこれに適合
するため改訂しました。共通フレーム2013とは何か、前バージョンである共通フレー
ム2007との差異、その特徴、使い方などを解説します。

?主催:IPA/SEC
?日時:2013年 9月 6日(金)、14:00~16:15
?会場:文京グリーンコートセンターオフィス 17階 会議室A
http://www.bunkyo-greencourt.com/access/index/
?参加費:2,000円(税込)※会場受付時に現金でお支払いをお願い致します。
?配布物: 『共通フレーム2013』
?プログラム詳細の確認とお申し込み方法は、下記Webサイトをご覧ください。
http://sec.ipa.go.jp/seminar/2013/20130906/
 [注:このセミナーは、6月28日、8月2日と同じ内容です]

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◇◎3:直近のソフトウェア高信頼化関連イベント情報
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1. ソフトウェアプロダクトライン国際会議 (SPLC2013) 参加募集 ????8/26-30
the 17th Software Product Line Conference
      http://www.splc2013.net/
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SPLC2013 (17th Software Product Line Conference)は、ソフトウェアの体系的再
利用の実践技術として産業界でも様々な取り組みが見られるソフトウェアプロダクト
ラインに関する国際会議です。
 例年産業界とアカデミアの人がバランスよく集まり、様々な研究、実践、経験につ
いて発表や活発な議論が行われます。また充実したチュートリアル、ワークショップ、
さらにツールの展示やデモも行われます。
 この分野の第一線の研究者や実務者が集う貴重な機会です。ぜひ情報収集や交流の
場として活用いただきたく、多くの方の参加をお待ちしています。

?会期:2013年8月26日(月)~30日(金)
?会場:早稲田大学 西早稲田キャンパス
?主催:情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
    早稲田大学 グローバルソフトウェアエンジニアリング 研究所
?後援:IPA
?会議の詳細と参加登録は、下記Webサイトよりおねがします。
http://www.splc2013.net/
?早期割引締切:8月2日(金) 。IPSJ会員には会員価格の設定があります。

?会議のハイライト
[基調講演]
 アカデミア?産業界の双方から、以下の方に基調講演をお願いしています。
K1. Richard N. Taylor (Univ. of California, Irvine)
"The Role of Architectural Styles in Successful Software
Ecosystems"
K2. Masahiro Goto (DENSO Corp.)
"Innovation of Automotive Software Development"
K3. James Cordy (Queen’s Univ)
"Submodel Pattern Extraction for Simulink Models

[テクニカルプログラム]
 研究論文発表、インダストリ論文発表、ツールとデモ、パネル、プロダクトライン
の殿堂(優れたビジネス実践の表彰)などのセッションがあります。
 またツール展示や、スポンサー殿のブース展示などもあります。

[チュートリアル]
 各分野での一流の講師が様々なテーマでのチュートリアルを
 行います。
T1. Introduction to Software Product Lines
T2. Transforming Legacy Systems into Software Product Lines
T3. Managing Requirements in Product Lines
T4. CVL – Common Variability Language
T5. Aligning Product Line Business and Technical Strategies
  (Mapping Product Line Requirements to a Product Line Architecture)
T6. Leveraging Model Driven Engineering in Software Product Line
Architectures
T7. Product Line Engineering for Globalization – PLE4G
T8. Production Planning in a Software Product Line Organization
T9. Ecosystem Modeling and Analysis
T10. Second Generation Systems and Software Product Line Engineering
T11. Engineering Self-Adaptive Systems & Dynamic Software Product Line
T12. Introduction to Software Product Line Adoption

[ワークショップ]
 特定のテーマにフォーカスした発表や議論のために、以下のワークショップが企画
されています。
A. 4th International Workshop on Formal Methods and Analysis
in Software Product Line Engineering (FMSPLE 2013)
B. 5th International Workshop on Model-driven Approaches in
Software Product Line Engineering; 4th Workshop on Scalable
Modeling Techniques for Software Product Lines (MAPLE/SCALE 2013)
C. First International Workshop on Multi Product Line Engineering
(MultiPLE 2013)
D. Seventh International Workshop on Dynamic Software Product
Lines (DSPL 2013)

?お問い合わせ:本件についてのお問合せは、下記へお願いします。
 splc2013@mail.washi.cs.waseda.ac.jp

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2. FD(Faculty Development)キャンプ2013 ?????????????8/30-31
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 FD(Faculty Development)キャンプ2013の受付を開始しました。全体のテーマは
「PBLの授業を創る」です。昨年と同様、討議を主体にして論点を深めるとともに、
実際に利用できる成果物をグル―プで作り上げて相互に活用できるようにします。
 皆様のご参加を心からお待ちしています,98-349

?開催日時:2013年8月30日(金)10時~18時(20時まで情報交換会あり)
        8月31日(土) 9時30分~16時30分
?会場:柧┕た拼笱А“送踝鹰悭螗靴? 片柳研究所棟 10F
    アクティブラーニングセンター ( http://www.teu.ac.jp/campus/map/ )
?主催:実践的ソフトウェア教育コンソーシアム( http://p-sec.jp/ )
?後援:IPA
?プログラムと参加申込み:下記、Webサイトよりお願いします。
http://p-sec.jp/news/2013/07/fd20133/
?定員と締め切り:50名、8月26日(月)
?お問い合わせ:実践的ソフトウェア教育コンソーシアム
        事務局担当:田島?亀井  eメール:fd@p-sec.jp
TEL:03-3797-3186   FAX:03-3797-3286
(サイバー創研のビル移転に伴い電話番号が変わりました)

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3. Asia-Pacific Council on Systems Engineering Conference2013 ???9/8-9/11
 システムエンジニアリング協会INCOSEアジアパシフィック大会(APCOSEC2013)
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 APCOSEC2013が慶應日吉キャンパス来応舎で開催されます。APCOSECとは、アジア太
平洋地域のシステムズエンジニアリングの団体であるAPCOSE (Asia-Pacific Council
On Systems Engineering)が主催するカンファレンスです。
 2008年に日本で開催されて5年ぶりの日本での開催となります。今年は、9月8日を
チュートリアルの日と設定し、カンファレンス参加者に超上流システム開発方法論で
ある最新のシステムズエンジニアリングを学んでいただく機会を用意いたしました。
特にモデルベースシステムズエンジニアリングの大家であるSanford Friedenthal氏
のチュートリアルが公開で行なわれるのは世界的にもあまり機会がないことなので、
是非ご参加ください。また、キーノートスピーチでは、SECの松本所長、ソニーコン
ピュータサイエンス研究所 所博士をはじめ、システムズエンジニアリングの国際団
体であるINCOSE (International Council on Systems Engineering)の会長や次期
会長からも国際的最新動向を聞くことができます。

?名称:APCOSEC2013( http://comm.stage.ac/apcosec2013/index/ )
?期間:2013年9月8日(日)~9月11日(水)
?場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス
?主催:INCOSE(The International Council on Systems Engineering)
?後援:IPA
?プログラム詳細と参加申込みは:は、下記のWebサイトをご覧ください。
http://www.apcosec2013.org
?予想参加人員:約300人

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4. ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2013(SES2013)??????9/9-11
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 本シンポジウムでは、ソフトウェア工学の多様な技術分野に関して、産学の研究者
?技術者?実務者間で活発な議論をできる場を提供いたします。多数の皆様のご参加
をお待ちしております。

?名称:ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2013(SES2013)
    公式ページ: https://sites.google.com/site/sesjp2013/
?日程:2013年9月9日(月) ~ 9月11日(水)
?場所:栄蟠笱А“咨渐悭螗靴梗京都文京区)
?主催:情報処理学会 ソフトウェア工学研究会
?後援:IPA
?プログラム: https://sites.google.com/site/sesjp2013/program
-基調講演(9月9日、10日)
 ->喜連川 優(国立情報学研究所/柧┐笱В?br />  「ビッグデータの処理や利活用に関する最近の話題(仮)」
 ->山本 里枝子(富士通研究所)
  「企業におけるソフトウェア工学研究(仮)」
-チュートリアル講演(9月9日、10日)
 松尾谷 徹(デバッグ工学研究所)「Concolic testingと背景技術」
 高井 利憲(奈良先端科学技術大学院大学)「アシュアランスケース入門(仮)」
 松浦 佐江子(芝浦工業大学)
「要件定義プロセスと保守プロセスにおけるモデル検査技術の開発現場への適用」
 大和 正武(レッドハット)「ソースコードを読解する環境の構築(仮)」

?ソフトウェア品佶伐螗荪弗Ε啵⊿QiP2013、日科技連主催)との連携開催です
 SES2013に参加登録いただいた方は、SQiP2013の併設チュートリアル(9月11日)
 に無料で参加できます。

?参加申込: https://sites.google.com/site/sesjp2013/participate

?お問い合わせ:
 プログラム等に関して:SES2013実行委員会  ses2013-info@is.naist.jp
 参加申込に関して:情報処理学会 研究部門 調査研究  sig@ipsj.or.jp

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5. ソフトウェア品佶伐螗荪弗Ε?013(SQiP2013)???????????9/11-13
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 ソフトウェアは今や我々が社会生活を営む上でなくてはならないものであり、社会、
経済、産業、文化などに深くかかわる製品となっています。しかしながら、他の工業
製品の生産に比較すると未だその歴史も浅く、従来、手工業的な生産方式をベースに
開発?生産されてきました。近年、ソフトウェアの生産活動が大規模化、高度化して
いる状況下にあって、この品伽涔芾恧伪匾预悉蓼工蓼箯姢丹欷皮い蓼埂?br /> 日本科学技術連盟では、コンピュータメーカ、コンピュータユーザ、ソフトウェア
ハウス等の要望とその重要性に鑑み、この問題を品俟芾恧蚊妞楗ⅴ抓愆`チすべく、
1980年2月にソフトウェアと品俟芾韥I分野の専門家の協力により、ソフトウェア生
産管理研究委員会を設置し、調査?研究を進めてまいりました。
 この成果をもとに本課題の早急な啓発?普及をはかるため、1981年7月「日本的ソフ
トウェア品俟芾恧颏幛钉筏啤工颔譬`マに第1回ソフトウェア生産における品俟芾恁?br />ンポジウムを開催いたしました。その結果として、発表報文14件、参加者総数は250名
を超えるところとなり活発な討論と情報交換が行われました。
以来、毎年定例的に開催し、昨年の第31回は一般発表23件の他、基調講演2件、パネ
ルディスカッション等の内容で、参加者も500名超の規模で実施しています。
 2013年度も伽胃撙笪膜伟k表を維持しつつ、一層わが国のソフトウェア関連業界
の進歩、発展のお役に立つことを目指し、下記の要領で開催します。

?主催:一般財団法人日本科学技術連盟(以下、日科技連)
?後援:文部科学省、IPA
?日時:2013年9月11日(水)~13日(金)
 1日目 13:00~17:00、2日目 9:30~20:00、3日目 9:15~17:30
?会場:栄蟠笱?白山キャンパス[会場定員700名]  (柧┒嘉木┣咨?
http://www.toyo.ac.jp/site/access/access-hakusan/
?発表セッションのテーマと内容
-?要求やシステム開発などに関連した観点
-?ソフトウェア開発技術の観点法
-?マネジメントの観点
-?品俟芾?テストの観点
?最新情報と参加申込み:下記、Webサイトをご覧下さい。
   http://www.juse.or.jp/sqip-sympo/2013/
?参加費(下記以外に早割等の割引参加費あり)
日科技連賛助会員会社 1名につき37,800円(うち消費税1,800円)
非会員会社 1名につき39,900円(うち消費税1,900円)
?参加対象
コンピュータメーカ、コンピュータユーザ、ソフトウェアハウス、ベンダ等のソフ
トウェアの開発?生産等に従事している管理者、プロジェクトリーダー、システム
エンジニアなど
?お問合せ:本件に関するお問い合わせは、下記へお願いします。
  一般財団法人日本科学技術連盟 教育推進部第二課
  ソフトウェア品佶伐螗荪弗Ε?013事務局
  TEL:03-5378-9813 FAX:03-5378-9842 E-mail:sqip-sympo@juse.or.jp

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◎◎4:<SECからのお知らせ>
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1.SPLC2013(17th Software Product Line Conference2013)出展 ????8/26-30
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SECは、ソフトウェアの体系的再利用の実践技術として産業界でも様々な取り組み
が見られるソフトウェアプロダクトラインに関する国際会議SPLC2013に出展します。

?日時:2013年8月26日(月)~30日(金)
?主催:一般社団法人情報処理学会?ソフトウェア工学研究会
?会場:早稲田大学?西早稲田キャンパス
?予想参加人員 : 200名以上 (海外からの参加者は約半数)
?後援:IPA
?プログラム概要
 -:8/26-27日:チュートリアル、ワークショップ、博士シンポジウム
 -:8/28-30日:基調講演、論文発表、パネル、プロダクトラインの殿堂
会議URL: http://www.splc2013.net/index/
?SECの出展内容:
  成果説明パネル展示(英文パネル)
  SECBOOKS 見本誌(英文含む)
  資料配付

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2. APCOSEC2013出展 ????????????????????????9/8-9/11
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 APCOSEC2013は、システムズエンジニアリングを推進する最も著名な国際機関であ
るINCOSE(The International Council on Systems Engineering)が開催するアジア太
平洋地区国際会議です。
 IPA/SECは、“Software Reliability”をテーマに松本所長の基調講演および、ソ
フトウェア高信頼化に向けた取組みについてセッションを行います。

?名称:APCOSEC2013 ( http://comm.stage.ac/apcosec2013/index/ )
?期間:2013年9月8日(日)~9月11日(水)
?場所:慶應義塾大学 日吉キャンパス
?主催:INCOSE(The International Council on Systems Engineering)
?予想参加人員:300人程度
?SECの出展概要 : http://www.ipa.go.jp/sec/events/20130909/
-?テーマ:“Software Reliability”
-?IPA/SEC Special Session
  9月9日(月)10:30~11:15 Key Note Session     SEC所長 松本隆明
?IPA/SEC Special Session
-?9月9日(月)15:30~17:40
-?プログラム
 15:30~15:40 ソフトウェアの高信頼化に向けたIPA/SECの取組み
        IPA/SEC ソフトウェアGリーダー 中村 雄三
 15:40~16:10 ソフトウェアの開発現場における厳密な仕様記述の有効な導入方法
について
         IPA/SEC 連携委員 九州大学 荒木 啓二郎 氏
 16:10~16:40 モデルベース開発手法を用いた制御システム開発の最新動向と
スキルマネージメント協会の活動について
        SMA モデルベース設計検証技術部会 主査 有馬 仁志 氏
 16:40~17:10 自動車の情報セキュリティにおける取組みガイド(仮)
        IPA/SEC セキュリティーセンター 研究員 中野 学
 17:10~17:40 機能安全国際規格の現状と課題
        IPA/SEC WG主査(予定)    日本大学 中村 英夫 氏
?参加申込み:下記の、APCOSEC2013公式サイトより、お願いします。
       http://comm.stage.ac/apcosec2013/index/ 

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3. CEATEC JAPAN2013カンファレンスでの講演 ?????????????? 10/ 2
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IPAは、CEATEC JAPAN2013カンファレンスで、下記の講演を行います。
http://www.ipa.go.jp/sec/events/20131002/

?セッション番号:302‐04
?会場:幕張メッセ国際会議場 3階 302号室   
?講演日時:平成25年10月2日(水) 10:00 ~ 11:00 (講演時間:30分)
?講演1:スマート社会のセキュリティ
      IPA/情報セキュリティ技術ラボラトリー 主任 中野 学
?講演2:コンシューマデバイスの安全を目指して
      IPA/SEC 研究員 内田 功志
?参加申込み:8月下旬より、CEATEC JAPAN2013の下記Webサイトよりお願いします。
     http://www.ceatec.com/ja/conference/index/

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4: 報告書?成果物公開のお知らせ
  以下の報告書?成果物を公開しましたので、お知らせします。ご活用ください。
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?6月12日 「製品?システムにおけるソフトウェアの信頼性?安全性等に関する品?br /> 説明力強化のための制度構築ガイドライン」の公開
http://www.ipa.go.jp/sec/reports/20130612/

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5: SEC BOOKS販売のお知らせ
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SEC BOOKSが、SEC Webサイトからご注文いただけます。この書籍は、SECが印刷?
製本し、直販しています。詳細は、下記Webサイトをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/sec/publish/index/
?SEC BOOKS プロセス改善ナビゲーションガイド~自律改善編~
http://www.ipa.go.jp/sec/publish/tn12-007/
?SEC BOOKS 組込みソフトウェア開発における品傧蛏悉蝿幛醄バグ管理手法編]
http://www.ipa.go.jp/sec/publish/tn12-005/
?SEC BOOKS 共通フレーム2013
http://www.ipa.go.jp/sec/publish/tn12-006/
?SEC BOOKS「組込みソフトウェア開発における品傧蛏悉蝿幛?br />     [テスト編~事例集~]
      http://www.ipa.go.jp/sec/publish/tn12-004/
?SEC BOOKS「組込みソフトウェア向け設計ガイド ESDR[事例編]」の公開
      http://www.ipa.go.jp/sec/publish/tn12-003/

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6: SEC journal 論文募集のお知らせ
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 IPA/SECでは、SEC journalへの掲載論文を募集しています。投稿いただいた論文は
有識者2名以上で査読審査し、約1ヶ月後に結果を通知いたします。
次回の締切は2013年11月末日です(締切後に到着した論文は、次号の審査に繰り越
されます)。
論文テーマ?応募詳細などは下記にてご確認ください。
http://www.ipa.go.jp/sec/secjournal/papers/
※これまでのSEC journalは、下記Webサイトでダウンロード出来ます。
http://www.ipa.go.jp/sec/secjournal/index/
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7: SECセミナー動画公開のお知らせ
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SECセミナー開催時に撮影した動画を編集し、IPA Channel(You Tube)にて、随時公
開しています。これは、セミナーに参加できなかった(地域の)皆様や、セミナーを
受講された方が、会社へ戻り多くの皆様と情報を共有していただく事を目的としてい
ます。SECの各セミナー毎のWebページ又は、下記ページをご覧下さい。
http://www.ipa.go.jp/sec/seminar/index/
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8: Twitterによる「新着情報配信」のお知らせ
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 IPA/SECは、Twitterの@IPA_SECアカウントを通じ、セミナーやイベントの開催?成
果物の公開?出版などの最新情報を発信します。これにより、ITに関係している多く
の方が最新の情報を迅速に共有することができるようになり、信頼性の高いソフトウ
ェアを効率的に開発するための、産学官の力を結集したソフトウェア技術の開発?普
及、人材の育成に役立てることを目的としています。
 ※アカウント名@IPA_SECは、情報発信専用であり、Twitter上でのメッセージ等へ
  の返信は、原則として行いません。
http://www.ipa.go.jp/sec/twitter/policy/
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◎◎◎5:<IPAからのお知らせ>
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1. IPA情報処理技術者試験センターから
◇◆◇iパス(ITパスポート試験)のご案内◇◆◇
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情報技術(IT)を利活用する社会人としてだれもが共通に備えておくべきITに関する
基礎知識を問う国家試験「iパス」は、全国100箇所以上の会場で、CBT(Computer
Based Testing)方式により随時実施しています。多くの皆様の挑戦をお待ちしており
ます。
>>> iパスに関する詳しい情報はこちら↓ <<<
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index/
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2. IPAセキュリティセンターからのお知らせ
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◇1: 「ウイルスの脅威」、「スマートフォンのセキュリティ」などをテーマにした
  情報セキュリティ啓発用の映像コンテンツを公開中
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「ウイルスの脅威」や「スマートフォンのセキュリティ」などをテーマにした映像コ
ンテンツをYouTube「IPA Channel」で公開しています。
社内研修や自己学習に是非ご活用下さい。

◆詳細については、下記サイトをご覧ください。
 http://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/videos/
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◇2: スマホで見る情報セキュリティマンガ「レイとランのスマホ事情」公開
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 スマートフォンが急速に普及する中、盗難?紛失や不正アプリに関するトラブルも
増えています。このような実態を受け、スマートフォンで見る情報セキュリティマン
ガ「レイとランのスマホ事情」(全6話)をIPAのウェブサイトで公開しています。

◆詳細については、下記サイトをご覧ください。
http://www.ipa.go.jp/security/keihatsu/love_smartphone_life/comics/
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————- SEC Webサイト http://www.ipa.go.jp/sec/ ———————–
◎◇発行/編集:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA) 技術本部
  ソフトウェア高信頼化センター(SEC):遠藤和弥
 〒113-6591 柧┒嘉木┣抉x込二丁目28番8号
      文京グリーンコート センターオフィス16階
       TEL : 03-5978-7543 FAX : 03-5978-7517
◎◇「SECメルマガ」はメルマガ受信の承諾をいただいた方に送信しております。
 今後の送付先変更/配信解除は、お手数ですが、
  http://sec.ipa.go.jp/ の利用者登録ページからログインし、
 登録情報変更をお願いいたします。
◎◇皆様のご感想、ご意見およびご要望などをお待ちしております。
 SECへのご意見およびご要望は
  http://www.ipa.go.jp/about/inquiry_index_0/
   からご記入をお願いいたします。
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